エンジニアの知的生産術を読んで
エンジニアの知的生産術という本を読みました
目次としては以下の通り
- 新しいことを学ぶには
- やる気をだすには
- 記憶を鍛えるには
- 効率的に読みには
- 考えをまとめるには
- アイディアを思い付くには
- 何を学ぶかを決めるには
本の内容が濃くて頭に入った部分と、入らなかった部分がありました。前回の読書本に折り目を付けて管理してましたが、視認性が悪いことに気が付いて付箋を買ったので、付箋を多く張った章のみ抜粋して書いていきます。
2章 やる気を出すには
やる気が出ない人の65%はタスクを1つに絞れてない
まずは全体像を把握して、タスクを絞ることが大事という話でした。よく、料理人が食材を切って、炒めて、炒め物をしている間に皿を洗っている姿を見て、マルチタスクでもできると思うかもしれないけど、あれは食材を切る時間、炒める時間、皿洗いにかかる時間を把握しているからできるのあってマルチタスクをしているように見えて、実は一つ一つはシングルタスクあると書かれていました。
マルチタスクの例で料理を作るって話が出てきますが、こうやって説明されると全体像を見えればマルチタスクに見えればやっていることはシングルタスクと考えると納得できる。また、全体像を把握するには思い付くものを書き出すという部分については、書き出すことの重要性を改めて認識できた。とりあえず、書き出して後で作業順や優先度付けをすればいいので、とりあえず書き出してみる。
どうやってタスクを1つ選ぶか
タスクの優先度付け自体が難しいタスクであると書かれていました。
優先順位付けとしては、緊急、重要の4つの領域で考えるといいとのこと。
(この考え方に関しては筆者独自の物ではなく、7つの習慣という本からの抜粋だそうです。)
- 緊急、重要の4つの領域
- 緊急かつ重要
- 重要だけど、緊急ではない
- 重要ではないが、緊急
- 緊急でも重要でもない
1に関してはやるしかない物、2に関しては投資と考えるといいと言ってました。また、3と4の領域を減らしつつ、2に時間を使えるといいとのこと。
7つの習慣の習慣は途中まで読んだけど、確かにこんな話が書いてあったなと思い出した。机の上でなっている電話は3の「重要ではないが、緊急」に含まれると書いてあったと思います。
一つのタスクのやる気を出す
タスクを一つに絞ったがうまく進まない場合の多くは一つに絞ったタスクをもっと細分化できるケースがあるとのことでした。これはよくある話だな思った。いざやろうとしたら、項目1番と思っていたタスクから項目0番が出てきたとかあるある。
4章 効率的に読むには
本を読むことの目的
娯楽、情報を見つける、理解を組み立てることの3つ
- 娯楽
娯楽に関しては本書ではスコープ外と書いてありました。
ここに効率化を求めるのはナンセンスとのこと。(そりゃそうだ
- 情報を見つける
現代でも情報他人の脳から脳へ伝えることできないので、読むという目的の中に情報を見つけるということがある。
- 理解を組み立てる
読んでインプットされた物を脳内で組み立てるということ。
また、現代ではデジタルデータやインターネットの普及によりハイパーリンクされた情報が増え、組み立てられている情報が入手しやすくなったと書いてありました。
読書は手段、目的は別
読書というと読破と考えてしまうけど、それは手段であって目的は別のところにある。
- 大雑把な地図の入手
本書では本を読むことで目次が手に入ると書いてありました。
これ「まえがき」や「あとがき」や本のブックカバーに書いてあることも組み合わせると目次の価値がもっと出そうな気がした。
- 結合を起こす
複数の本を読むことで、「これ、この本にも書いてあった」という発見や、他の本の情報を結合させて使うことができる。
- 思考の道具を手に入れる
本にはHow Toが書いてあることがあるので、パターンを学習することができる。特にプログラミングとかでは大活躍できる。
レバレッジメモの活用
本を読んで気になったことをA4用紙に書き出して持ち歩くといいとのこと。ただし、情報量が多くなると、情報の整理が困難と書いてあった。
まとめ
全体像の把握が大切と書いてありましたが、情報量が大きすぎてなかなか今回は全体像の把握ができなかったと思います。ただ、読んだことレバレッジメモに残すという意味では一歩を踏み出せたのかな??と振り返って感じました。